【サウンド】Cubase9から搭載された「サイクルマーカー」機能について

どうもです~
仕事でよく効果音を作るのですがたまにめんどくさい場面に出くわすことがあります…

例えば20個くらい効果音を作るとします。完成した後はもちろんバウンスを行いますが、個別ファイルにするため、20回バウンスしないといけません。この時にいつも思うことが、「1回のバウンスでオーディオファイルを一気に個別書き出しする方法あればなぁ…」と。

今回はそんな願いを叶えてくれるCubaseの「サイクルマーカー」についての記事になります~


サイクルマーカーの使い方

初めに断っておきますが、Cubase9以降のPro版のみで使用できる機能です。

まずはオーディオミックスダウンウィンドウを開きましょう。

書き出しウィンドウの左下になにやら怪しい項目が

これが今回紹介する「サイクルマーカーの書き出し」になります。では、具体的な使い方をつらつらと書いていこうと思います!

書き出しする範囲を選択

まずはバウンスしたい範囲を選択します。右クリックからマーカートラックを立ち上げ、この中で範囲を選択します。
鉛筆ツールに切り替えましょう。「あれ?マーカーって単発しか打てないんじゃね?」と思う人がいるかもしれませんが、Altキーを押しながら鉛筆ツールを使うと


なんと!横長のマーカーが打てます!(このマーカーはver9以降じゃなくても使えます)

それでせっせと書き出したい範囲を指定していきましょう!

…こんな感じでしょうか。私はマーカーごとに書き出すファイル名をつけてわかりやすくしています。(実はこの後の楽をするために…)

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書き出し前の準備

ウィンドウ左下のサイクルマーカーで書き出しをチェックし、書き出したいマーカーを選択します。

その次はバウンスするファイルの命名規則を、こちらから設定していきましょう。

設定項目はたくさんありますが、私はほとんど「サイクルマーカー名」しか使いません(先ほどのように、マーカー上で命名しちゃうと楽です!)

準備ができたらそのままOKをクリックして書き出ししてみましょう!無事に分割して書き出すことができましたね!

SEMAをするときには、こういう機能があれば作業の効率化が図れて楽です!


今回の内容は以上になります!
Cubase
は色んな機能があって楽しいですね!

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